今回は私の海外転職体験談を。
私の場合はアメリカの会社に直接連絡して面接を受けて、運良く仕事を得る事が出来ました。
合計5社くらい面接を受ける事ができました。
日本から面接のアポイントをとり、アメリカに飛びました。
私が海外転職活動を行ったのは、2003年の2月ごろ。
約2週間現地に滞在しました。
海外転職活動とはいっても、最初の4日ほどは友達と観光していました。
観光が終わったら友達は日本に帰って、自分は一人残って転職活動を行ったわけです。
（ちなみにその友達は日本の会社を辞めて、その後カナダ留学を果たし、今は日本の某大企業に努めています。）
私は日系のホテルに泊まり（英語ができなかったので）、
ホテルのレンタカーを借りました。
最初の会社で面接が始まるまでけっこう時間がありましたので、アメリカでの運転に慣れる為にもレンタカーで町周辺を走りまわっていました。
この時までアメリカで車を運転した経験は無かったので、かなり緊張していたのを覚えています。
とりあえず日系のスーパーマーケットに行って地図を買ったりして、なんとか少し運転出来るようになりました。
そして面接の時間が迫ってきたので会社に向かいました。
30分も前に着いてしまったので、車の中でスタンバイしていました。
レジュメは日本語と英語を用意していました。
もちろん日本の履歴書とは書き方が違います。
（この辺の書き方についてもブログで説明していきます。）
実際に面接が始まりました。
社長とさらに私の上司にあたる外国人が参加しました。
社長「君は運が良いよ」
どうやらエンジニアがちょうど辞めるという事で人を探しているとの事でした。
私は日本で2年ほどエンジニアの仕事をしていました。
上司になるであろう外国人と英語で話そうと試みましたが、全然ダメでした。
多分こんなに英語話せない人と仕事できるのか？と思われたと思います。
この日の面接は終わりましたが、次の日に営業部長とも面接をする事になりました。
何はともあれ前進しました。
私はホテルに戻り、現地の知り合いの家に向かいました。
この方は私が日本でお世話になった方の奥様。
名前を「エンジェルさん」としましょう。
エンジェルさんの奥様の家に御厄介しました。
実は海外転職活動の拠点としてエンジェルさんの家に数日泊めさせて頂く事になりました。
現地に知り合いがいると非常に心強いです。
次の日、昨日面接をしてもらった会社に再度出向き、２次面接をしてもらいました。
最終結果は後日伝えるとの事。
この面接を皮切りに、日本でアポイントをとっていた他の会社とも面接を行いました。
また、現地に居る間も現地のフリーペーパーの就職情報をチェックして連絡してみたり、図書館のインターネットを使って情報を探したり、いろいろやりました。
でも、就労ビザを持っていないという事でほとんどの会社は相手にしてくれませんでした。
日本に帰る日が近づいてきて全然結果が残せていない状況に焦っていました。
気分を変える為に海岸を見に車を走らせました。
・・・カリフォルニアの海岸線ってすごく広いんですよね。この景色を見ていたら頑張ろうって気分になりました。
いよいよ日本に帰る日の前日、現地で見つけた会社からアポイントを取る事が出来て面接をしてもらいました。
結果は後ほどという事で、
私は転職活動を終えて日本に帰りました。
日本に戻ってメールを確認したら
なんと最後に面接を受けた会社からオファーを頂きました！
さらに一番最初に面接を受けた会社からもオファーを頂き、結果的には２社からオファーを頂く事ができました。
１０日間の転職活動で２社からオファーをもらう事が出来たのは上出来だと思います。
運も良かったけど、行動したからこその結果だと思っています。
私は一番初めに面接をしてくれた会社を選びました。
理由は上司が外人というところでした。
さて、就職が決まり４月から仕事が始まる事になりましたが、
すぐには就労ビザは発行されないという事で、色々と条件がありました。
その話についてはまた今度・・・
ともかく、転職活動は１０日もあればOKって事です。
１０日だったらなんとか有休をとって実行に移す事は可能なはずです。
仕事のポジションは水ものです。
また、すべての企業が必ずしも能力の高い人を求めているわけではありません。
誰にだってチャンスはあるって事です。
とにかく行動すれば道は開けるって事です！